dxfデータについて

多くのクライアント様へ 機械設計や電気設計、周辺設計で作図した図面をCADデータとしてdxfで納品を行っていると たまに dxfファイルが読めないと言うことがあります。
　また、加工屋さんに出した場合も同様のことがありました。
当初(20世紀末頃)、dxfだから読めるはずだと高をくくっていましたが　 実は dxfにもバージョンが色々有って下位互換性の問題があることを知りました。
つまり、上位バージョンのdxfファイルは 下位バージョンのＣＡＤでは読めないこと
当然ですがAutoCADのdxfファイルは 3Dデータで100%上位互換です。

　
　現実には、旧バージョンのCAD（AutoCADだけでなく）が依然として作動している環境は残っています。　 今後もこの状況は変わらないと思われます。
その理由は、色々あって、業績の影響やカスタマイズ等の変更の煩わしさ、バージョンアップの必要性を感じないなど様々です。
　また、dxf互換を謳ったＣＡＤや作図の出来るソフトも多く Autodeskでは、dxfファイル読込を厳密に管理して他社製dxfを 排除使用としているような動きもあります。
そのような事が絡み合って変換が必要な場面が出来ているようです。